第3話「自白は証拠の女王」

「テレビ政治」の内幕「テレビ政治」の内幕
著者:三橋 貴明
販売元:PHP研究所
(2010-02-27)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
BlogPaint

 今日の午前中に喫茶店で「『テレビ政治』の内幕」(三橋貴明、八木秀次著、PHP研究所)という本を読みました。その中で、小沢一郎氏をはじめとする民主党政権が取調べの全面録画化法案は、捜査官を犯罪者扱いするものだと批判をしていました。それに対して少し反論します。

 自分の知り合いの検察官や裁判官は立派な人ですし、東日本大震災の時には、自衛官や警察官そして消防隊員の人達は被災者のために最大限の努力をしました。役にたたなかった菅直人首相はともかく、多くの公務員は国民のために働いているので、取調べの全面録画化法案に反対しているのだと思います。

 取調べの全面録画化法案は、「東電OL殺人事件」の様に日本の刑事司法が完全に制度疲労を起こしているために議論されているのであって、捜査官を犯罪者扱いしているわけではありません。

 東京電力の女性社員が殺害されたのは、被害者と同じアパートにすんでいる外国人に違いないという「外国人=犯罪者」という偏見をもとにしてゴビンダ氏を逮捕した捜査機関や証拠も動機も何もないのにゴビンダ氏を起訴した検察官や一審無罪判決を下した裁判官を左遷させて、逆転有罪判決を出すように操作した法務官僚や冤罪と知りながら、ゴビンダ氏の再審を訴えないマスコミにしても、個人的には立派な人達なのでしょうが、組織として見ると、完全に暴走しています。

 1910年に起きた大逆事件で無実の幸徳秋水達が処刑されて、今年でちょうど100年経ちますが、取り調べ室の虚偽自白という冤罪の構図はまったく変わっていません。幸徳秋水も「私は社会主義者だから仕方がないが、虚偽自白の採用は止めて欲しい。」という訴えを残しましたが、法務官僚はそろそろこの言葉に耳を傾けるべきです。そして、取り調べの全面録画化法案成立に向かって、民主党政権や野党の政治家の方達が努力して欲しいです。

第2話「わが国の刑事裁判はかなり絶望的である」(15)

家栽の人 (7) (小学館文庫)家栽の人 (7) (小学館文庫)
著者:毛利 甚八
販売元:小学館
(2003-06)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
BlogPaint

 近代のヨーロッパでは、二人以上の目撃証言の一致した証言がない以上、他にどんな有力な証拠があっても、自白がなければ有罪判決を下せませんでした。しかも、法定の確度の高い有罪証拠の存在を確認した後でしか、自白を聴くことを許されませんでした。だから自白証拠は、ほとんどの場合、有罪判決の最後の決め手でした。当時の人々はこれを「自白は証拠の女王」と言いました。

 この「自白は証拠の女王」という言葉の元の意味なのですが、1930年代の日本帝国の司法試験の面接で、試験官から聞かれる事があったそうです。この当時は日本でも陪審制度が実施されていて、司法省(今の法務省)の間でも自白中心の捜査は良くないし、イギリスやアメリカの様に証拠中心の捜査にしなければいけないという考えがあったのではないかと思います。

 陪審法が停止したままになってしまい、日本では「自白は証拠の女王」という言葉が、いつの間にか捜査機関が自白調書をとってしまえば、これだけで有罪判決が取れるという意味になってしまいました。明らかに日本国憲法38条の「自白だけでは有罪判決を出してはいけない」という条文に違反しているのですが、最高裁判事達は反省する様子もありません。

 それでも1970年代には最高裁は「疑わしきは被告人の利益に」という刑事裁判の鉄則を打ちだしましたし、1980年代には裁判所は四人の確定死刑囚を再審無罪判決を出したのに、自白調書を何も疑問を持たずに採用する裁判所が多くなっているような気がします。1930年代の日本帝国を何でもかんでも悪いという歴史学者の方がいらっしゃいますが、自白中心の捜査から証拠中心の捜査に切り替えようと努力しようとしたところはきちんと評価して、この頃の日本の様に証拠中心の裁判をやって欲しいと願っています。

第2話「わが国の刑事裁判はかなり絶望的である」(14)

私がしたことは殺人ですか?私がしたことは殺人ですか?
著者:須田セツ子
販売元:青志社
(2010-04-06)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
BlogPaint
 ライブドア社の粉飾決算事件の裁判で、会社の利益や売上げを水増していない会計処理は成長型粉飾であり、カネボウの様な隠弊型粉飾よりも悪質だという東京地裁の判決文を東京高裁と最高裁が認めてしまった事で、「日本の刑事裁判はかなり絶望的である」という事を世界にアピールした様な気がします。

 ライブドア社よりも透明性の高い企業というのは、そんなにないようなので、検察庁がその気になれば、たいていの企業は粉飾決算事件として摘発出来るという事になりました。それに最高裁のお墨付きがついてしまったので、地裁判事や高裁判事にはこの判決文に従わざるを得なくなり、冤罪だとわかっていても有罪と宣告してしまう様になってしまっています。

 去年、意識不明の患者を家族の訴えに従って安楽死をさせた事件で、最高裁は執行猶予付の有罪判決を下した事がありました。(詳しいことは、「私がしたことは殺人ですか」(須田セツ子著、青志社)を読んで見て下さい。)殺人罪の犯罪構成を満たしていれば、裁判官は有罪と宣告しないといけなくなります。

 それと同じ様にライブドア社の粉飾決算事件の様な事件を摘発してしまうと、裁判官は有罪判決を下してしますので、最高裁が自らの誤りを認めて、判決文を破棄するのが一番いいのですが、面子にこだわる最高裁がそんな事をするとはとても思えません。

 停止中の陪審法が日本国憲法に合うように復活すれば、陪審員達が一般常識を反映して、この問題になっている判決文を覆す事が出来ます。法務官僚達は判例に影響を与えるのは良くないと反論しますが、アメリカのホームズ判事は「陪審が実体法に影響を与える事は悪い事ではない。法律というものは社会からずれやすいのであり、陪審によって、社会の願望と法の調和が保たれる。」と語った事がありました。最高裁判事や法務官僚は、ホームズ判事の言葉をかみしめて欲しいものです。

第2話「わが国の刑事裁判はかなり絶望的である」(13)

「アメリカ社会」入門―英国人ニューヨークに住む (生活人新書)「アメリカ社会」入門―英国人ニューヨークに住む (生活人新書)
著者:コリン ジョイス
販売元:日本放送出版協会
(2009-06)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
BlogPaint

 今日、「アメリカ社会」入門(コリン・ジョイス著、NHK出版)という本を読みました。著者は日本滞在を経て、アメリカに住んでいるイギリス人で、アメリカ滞在の経験がいろいろ書かれていました。その中で、野球の様にアメリカのスポーツは世界的にはあまり人気がないと書かれていますが、確かにイギリスのサッカーに比べて、野球は世界的にマイナーなスポーツですが、個人的に言えば、野球は草野球でやるのも面白いし、カナダや日本でプロ野球を見るのも面白いです。そういえば、ヨーロッパ大陸国家は日本の様に官僚の権限が強くて、似たようなところがあるのに、なぜ野球よりもサッカーの方が人気があるのでしょうか、と思ってしまいました。

 まあ、議会政治や陪審制度を生み出したのもイギリスですし、これらのおかげでアメリカ政府が独裁政権にならかったと言えるから、イギリス人である著者が少しひねくれた見方をしているのかもしれません。日本でも明治時代から議会政治がしっかりと行なわれていたので、軍部や検察の圧力にも負けなかったのでしょう。民政党の斎藤隆夫は、1940年に支那事変の質問演説で、感情論よりも国益を優先せよと主張しました。これを聞いた陸軍大臣も「政治家は痛い所をついてくる。」と関心したそうです。

 そして、陪審制度ですが、日本の陪審法が停止している事の弊害が、ライブドア社の粉飾決算事件の裁判で出た様な気がします。ライブドア社が公表した会計報告書が証拠として使われているのに、容疑が簡単に否認出来てしまうという非常にわかりやすい冤罪事件なのに、有罪判決の確定が決まってしまいました。これが陪審裁判なら、一般常識が反映されて無罪の評決が確定したでしょう。

 来年の今頃は、裁判員法の改正の時期になります。この裁判員法の改正で、できるだけ陪審制度の要素を入れて、公平な刑事裁判が出きる様に努力していかなければいけません。菅直人首相は相変らず、パフォーマンスばかりで、まったく役にたちませんが、東北地方の復興と共に、刑事裁判の復興も政治家や日本国民で力を合わせて欲しいです。

第2話「わが国の刑事裁判はかなり絶望的である」(12)

それでもボクはやってない スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]それでもボクはやってない スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]
出演:加瀬亮
販売元:東宝
(2007-08-10)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
BlogPaint

 ライブドア社の粉飾決算事件の事に限らず、刑事裁判で本人がやってないと主張すると、有罪を認めた時と比べて、刑罰が重くなる傾向があります。これは、日本で陪審制度が施行されていた時もそうなのですが、被告人が無実を主張して、陪審裁判を希望したのに、有罪の評決が出てしまうと、検察官の求刑通りの刑罰が言い渡される事がよくあったそうです。それで、陪審裁判を希望する人が減っていった原因の一つでもあります。

 もし、ホリエモン氏がライブドア社幹部の様に無罪を主張せずに、有罪を認めていれば、裁判官も執行猶予付の有罪判決が出たと思います。ちょうど、痴漢冤罪事件が起きた時に、本人がやっていなくて女性が勘違いした場合でも有罪を認めて被害にあった女性に慰謝料を払っていれば、検察官が起訴しないか、裁判官が執行猶予付の判決が出る様な感じです。

 「それでも僕はやっていない」という痴漢冤罪事件を扱った映画の様に、無実の人が無罪を主張すると、裁判官が反省していないと誤解されて実刑判決が言い渡されてしまいます。ちなみにこの映画のモデルとなった人も最高裁で実刑判決が確定されてしまいました。

 この映画を見た外国人は日本の刑事裁判はこんなにひどいのかと驚かれたそうですが、裁判官が逮捕令状を簡単に出して、被疑者を長期拘束させて、捜査期間の都合のいい調書を取って、その調書を基に有罪判決を下してしまうのは、陪審制度が停止している日本の悪い傾向です。

 それとこの映画の中で、裁判で捜査官の人がいい加減な取調べなどしていないと証言すると、弁護士の方が「この人は人生がかかっているんだ。」と怒っているのが印象的でしたが、監督のインタビューで、この部分だけはフィクションという記事を読んで、被告人の人権を守ろうとする弁護士がそこまで多くないというのが残念でした。それでもこの映画は非常に完成度の高い作品なので、ゴールデン・ウィーク中にビデオ屋でレンタルしてみてはいかがでしょうか。

第2話「わが国の刑事裁判はかなり絶望的である」(11)

ライブドア・二重の虚構―夢から覚めたという夢ライブドア・二重の虚構―夢から覚めたという夢
著者:南堂 久史
販売元:ブイツーソリューション
(2006-08-10)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
BlogPaint

 2006年にライブドア社の粉飾決算事件が起きた時、マスコミによる過剰報道の中で、「ライブドア・二重の虚構」(南堂久史著、ブイツーソリューション<発行>星雲社<発売>)という本がネットの中で話題になりました。

 この事件はライブドア社が株価売却益を資産として計上しなければならないのに、利益として計上した事と企業の買収金額を通常の4倍の金額で買収した事が問題になっていますが、そもそもライブドア社の会計処理は資本を削って、利益を増やしているだけの点と親会社のお金を削って、子会社のお金を増やしている小さな経理事件に過ぎないとこの本では主張しています。

 中世ヨーロッパの魔女狩り裁判の様に人々が魔女がいると錯覚している様に、ライブドア社の会計処理は悪質なものであると錯覚しています。それに、2006年にNECの子会社が90億円の粉飾決算事件が発覚しても誰も問題にしなかった点をあげて、マスコミの過剰報道の問題点を指摘しています。もちろん、この本の著者はライブドア社やホリエモン氏達に肩入れしているわけでもなく、だだ魔女狩りの様な錯覚をやめて欲しいと訴えていました。

 自分の本棚からこの本を出して、この本の紹介をしたのは、まだライブドア社の会計処理が悪質だったと信じている人がいるからです。別にライブドア社やホリエモン氏達に社会的な責任があると思ったり、嫌いであるのは個人の自由ですが、いまだにマスコミの情報操作で錯覚している人は、この本を読んで、魔女狩りの様な錯覚から解放して欲しいと思います。

第2話「わが国の刑事裁判はかなり絶望的である」(10)

怪盗ルパン奇巌城 (集英社文庫)怪盗ルパン奇巌城 (集英社文庫)
著者:モーリス・ルブラン
販売元:集英社
(1992-11-20)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
BlogPaint

 2006年におきたライブドア社の粉飾決算事件について、ホリエモン(堀江貴文)氏の実刑判決が確定しました。裁判官に先入観を持たせてはいけないという刑事裁判の鉄則があるので、この事件については今まで触れてきませんでしたが、そもそも200億円以上もある個人資産の持ち主が、たった53億円の粉飾決算を指示するというもおかしいと思います。

 刑事裁判において、検察側が被告人の犯罪を立証しなければならないのに、一般人なら誰でも持つ様な疑問がさらに深まっているような感じでした。ライブドア社の粉飾決算事件の裁判(ライブドア裁判)では、検察官の不利益部分を裁判官が無視したり、論理的でない理論でごまかしたりしていました。

 ホリエモン氏が東京地裁で実刑判決を受けた時、停止中の陪審法があれば、無罪の評決が出ただろうと思いました。東京地裁の裁判官は優秀な裁判官が多いので、無罪の評決を認め、無罪判決文を出したでしょう。もし、陪審員の評決が気に入らなくて、もう一度、別の陪審にかけてもまた無罪の評決が出て、どっちにしても無罪が確定したと思います。そう思っていても裁判官に偏見を持たせてはいけないと考えているので、こういった事をネットの掲示板にも書けませんでした。

 阪神大震災が起きて、世界中の人達が心配しているのに、そのどさくさにまぎれて、最高裁はいろいろ問題点を抱えていたロッキード事件(田中角栄元総理がロッキード社から5億円の賄賂を渡されたとされる事件)の有罪判決を確定させたから、ライブドア裁判もこの東日本大震災のどさくさにまぎれて、有罪を確定させるのではないかと思い、法律家の平野龍一氏の「わが国の刑事裁判はかなり絶望的である」という論文を紹介しましたが、悪い予感が的中して、非常に残念です。

 そして、東電OL殺人事件の冤罪事件に巻き込まれて、横浜刑務所から再審無罪を求めているゴビンダ氏も日本の最高裁の閉鎖性を見せつけられ、悔しい思いをしているのではないでしょうか。早く最高裁は停止中の陪審法を改良復活して、閉鎖性のある体質を直してほしいものです。

第2話「わが国の刑事裁判はかなり絶望的である」(9)

ある神話の背景―沖縄・渡嘉敷島の集団自決 (1973年)
著者:曽野 綾子
販売元:文藝春秋
(1973)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
BlogPaint

 「沖縄ノート」(大江健三郎著、岩波書店)の発売差し止めを求めていた裁判で、最高裁で原告の主張を退け、発売差し止めをしないという判断が下されました。この裁判は、「沖縄ノート」の中で、赤松嘉次大尉達が沖縄県民に集団自決を命令したという記述はおかしいと赤松大尉の遺族達が、岩波書店及び大江健三郎氏に対して、訴訟していました。作家の曽野綾子氏が、現地取材でそういう事実はない事と大江健三郎氏が沖縄で取材していない事が明らかになりました。だから、岩波書店は大江健三郎氏の許可を取り、「沖縄ノート」を絶版処分にするべきでした。

 刑事裁判は検察側が常識で考えて、被告人が犯罪を犯した事を立証しなければいけませんが、民事裁判は証拠や証言が信用できる原告の方を採用しなければいけません。だから、一般常識で考えて赤松大尉の遺族の勝訴にしなければならなかったはずです。

 それに、「沖縄ノート」がいい加減な内容である事は、「マンスリーWILL」(ワック出版)や「SAPIO」(小学館)で言われていたので、自分が事実関係についてそれ以上の事は書きませんが、問題は「集団自決を命令した」という争点を「軍部が関与したかどうか」にすりかえた裁判所にあります。このすりかえは、刑事裁判の時に行政機関である検察が不利になった時によく使われます。裁判官は、行政機関から給料をもらっているので、不公平な裁判がよくあるのですが、今回の「沖縄ノート」裁判の場合は、法律書をいろいろ出していて世話になっている岩波書店やノーベル文学賞を取った大江健三郎氏の名誉を守りたいという想いがあったのでしょう。

 自分も岩波書店の法律書を結構持っていますし、大江健三郎氏はよくわかりませんけど、かなりの芸術性を持った作家だと思っています。だからといって、いい加減な事実認定をしていいわけがありません。法律家の大場茂馬氏は1915年に「裁判の生命とするところは、民衆のこれに対する信頼にあり、裁判にして民衆の信頼を欠如せんか、これが公平は疑われ、これは権威を罰せられ、その甚だしきは一種の暴虐として民衆に蛇蝎視せられるに至らん。いづくんぞよくこれを持って国を治め民をやすんずるを得んや。」と主張されました。

 意味は、裁判が国民の常識とずれてしまうと、裁判所の信頼もなくなり、そしていつか国民が裁判所に対して反感を持ってしまう、といった事です。大場茂馬氏が100年近く前に語った事が現実に起きています。この「沖縄ノート」裁判は「わが国の刑事裁判はかなり絶望的である」事を見事に示していた様な気がします。

第2話「わが国の刑事裁判はかなり絶望的である」(8)

ゲーム脳の恐怖 (生活人新書)ゲーム脳の恐怖 (生活人新書)
著者:森 昭雄
販売元:日本放送出版協会
(2002-07-10)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
BlogPaint


 2002年頃、「ゲーム脳の恐怖」(森昭雄著、NHK出版)という本があって、子供がゲームをすると、犯罪が増加すると言う内容で、当時ベストセラーになりました。それについて、ネットの掲示板で、警察の統計上、日本国で犯罪が多かったのは、1950年代であると反論していました。自分もネットで調べましたが、ネットの掲示板の主張している様に、ゲームがない頃の方が犯罪率が高いと言う事がはっきりしました。

 とりあえず、「本やタウン」で本を買って読んでいると、この著者は心理学や医学の専門用語を使って、感情論で「ゲームはけしからん。」といった事を説明していました。当時、長崎県で12歳の少年が誘拐殺人事件を起こしていて、しかも自白調書だけの冤罪事件ではなく、防犯ビデオに12歳の少年が殺害した人を誘拐する所が写っていたので、この著者も本を買った読者も「ゲームのやり過ぎると頭がおかしくなってしまう。」と結論づけ、この本がベストセラーになったのでしょう。

 この本がベストセラーになった事で、裁判官の人達も犯罪率を抑えるために、刑罰を重くするのはやむを得ないという雰囲気になってしまい、この時期ぐらいから死刑判決が増えてしまいました。日本の犯罪率が徐々に減っているのに、刑罰が重くなってしまうという傾向が出ています。

 日本の裁判官は、行政に人事権を握られているので、陪審制度を復活させて、公平な裁判を保証しなければなりませんが、法解釈にかけては、アメリカの様に優秀な弁護士から選ばれた裁判官のレベルと変わらないぐらい高いと思います。それでも、刑罰の重さは判例を重視しなければならないのに、こういった世論に影響するのでしょう。

 大事なのは、世論を作り上げる国民が、思い込みや偏見にとらわれずに、客観的な事実を重視する事です。昔、買った「ゲーム脳の恐怖」を読んで、そんな事を考えてしまいました。

第2話「わが国の刑事裁判はかなり絶望的である」(7)

BlogPaint
 前回に続いて、「東電OL殺人事件」の話になりますが、この事件の捜査機関のずさんな点や法務官僚が検察上層部のいいなりになっている日本の刑事裁判の問題点などは、「東電OL殺人事件」(佐野眞一著、新潮社)で詳しく書かれているので、気になる人は、「本やタウン」で注文して下さい。

 一審判決で無罪になったネパール人のゴビンダ氏を「無罪者は拘束できない」という法律に従って、ネパールに強制送還させなかったばかりでなく、証拠も何もないのに、法務官僚の言いなりになって、逆転有罪判決にした事は何度も書きましたが、さらに問題なのは、一審無罪判決が出るまで、ゴビンダ氏を犯人扱いしていたマスコミが、この「わが国の刑事裁判はかなり絶望的である」状況について、何も説明していなかった事です。

 アメリカのメディアの方では、法務官僚が検察上層部のいいなりになり、無実の人が不当拘束されそうになっているのを取り上げていましたが、日本では、この事件の問題点を取り上げようとする気がまったくありませんでした。それだから、テレビや新聞を読む人がどんどん減っていくのでしょうが…。

 当時、つきあっていた彼女にこの事件の話をすると、「あのネパール人の人は無実だから、無罪判決が確定してネパールの家族のもとに帰ったのでしょう。」と言われたので、この刑事裁判の問題点を話すと、「ナチス・ドイツではあるまいし、そんな事あるわけないでしょう。」といった答えが返ってきました。

 ナチス・ドイツは、ジェイコフ・シフをはじめとするユダヤ財閥の様にいろいろとお世話になっていたので、あまり批判をしたくありませんが、1930年代のドイツは、日本の様に議会政治はしっかりとしていませんでしたから、彼女の言いたい事はよくわかりますが、刑事裁判の点においては、1939年にドイツ政府が参審制度を廃止して、国民の司法参加を止めたナチス・ドイツと1943年に大東亜戦争の激化のために、日本政府が陪審制度を停止して、法務官僚の妨害のために、国民の司法参加を止めたままになっていた日本とまったく変わらないかと思います。

 あとそっくりなのが、新聞やテレビのマスコミの態度でしょう。マスコミは国家権力の監視という義務を忘れて完全に国家権力のいいなりになってしまい、国民に重大な情報を隠してはいけません。ゴビンダ氏の支援団体や弁護団のおかげで、ゴビンダ氏の再審無罪を勝ち取るまで、この事件の問題点を隠そうとする気なのでしょうか。

 今まではネットがそこまで普及していなかったので、昔の彼女の様に司法に関心がない人に情報を隠しておく事が可能でしたが、いまだにそんな事をすれば、マスコミの信頼がなくなっていくはずです。だから、マスコミの信頼を取り戻すには、刑事裁判の問題点があれば、専門家に取材して、公平な報道をする努力が必要です。


            【Amazon Bookmarket Live Link】

東電OL殺人事件東電OL殺人事件
著者:佐野 眞一
販売元:新潮社
(2000-05)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

 日本で冤罪事件で再審無罪になるケースは正義感が強い優秀な弁護士がついていて、凄腕のジャーナリストが取材をしている事という場合しか起きませんが、真犯人を取り逃がしてもいいから、無実の人が不当に罰せられることのないようにするためにも、高い取材力をもったジャーナリストが書かれた本をぜひ読んでくださいね。

第2話「わが国の刑事裁判はかなり絶望的である」(6)

BlogPaint


















 1997年に起きた「東電OL殺人事件」ですが、今の裁判員裁判でも通常裁判と同じ様に、証拠も証人も動機もないと言う理由で一審は無罪判決が出たでしょう。問題は、法務官僚が一審の裁判官を左遷させて、二審の裁判官に圧力をかけて、有罪判決を出した事です。

 これでは、せっかく陪審制度の一里塚として、法務官僚がしぶしぶ裁判員制度を作っても、明らかにゴビンダ氏の様に無実の人が無罪になっても、二審で逆転有罪、そして最高裁で有罪確定というパターンは変わりません。それを防ぐには、刑事訴訟法に「検察官控訴の廃止」という項目を作るしかありません。

 日本国憲法39条で「二重の危険の防止」という項目がありますが、法務官僚以外の人が読めば、「検察官控訴の禁止」だとわかりますし、ネットで調べれば、日本国憲法39条は、検察官控訴の禁止について書かれている合衆国憲法修正5条のコピーだとわかります。

 裁判員制度導入のために、日本政府は200億円以上の予算をつぎ込みました。1人当たり150円くらいの税金を使い、仕事で忙しい会社員や家事で忙しい主婦を刑事裁判のために拘束していても、国民が仕方ないと感じているのは、ゴビンダ氏の様な無実の人が不当に罰せられるのを避けなければならないと思っているからなのでしょう。

 だから本当は2004年に裁判員法が可決した時に、法務官僚は検察官控訴の廃止を決めるべきだったと思います。法務官僚に法律家としての「人権擁護の意識」があるのなら、憲法39条の精神に従い、検察官控訴の廃止を決定して欲しいです。


            【Amazon Bookmarket Live Link】

GA 芸術科アートデザインクラス Vol.3(初回限定版) [DVD]GA 芸術科アートデザインクラス Vol.3(初回限定版) [DVD]
出演:戸松遥
販売元:エイベックス・マーケティング
(2010-01-08)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

 美術科がある高校で将来の芸術家を目指して頑張っている高校生の日常を描いたアニメ作品です。夢に向かって頑張っている姿を見ていると、すごく心が癒されるような感じがするので、気になる人はぜひ買ってみてくださいね。

第2話「わが国の刑事裁判はかなり絶望的である」(5)

BlogPaint
 今日、4月10日は、ゴビンダ氏が一審無罪判決を受けた日です。だから、ゴビンダ氏の再審無罪判決が出る様に、日本でいろいろ講演会があると思います。それなので、自分もゴビンダ氏の再審が開始される事を祈って、ブログを書きたいと思います。

 外国人がこの話を聞けば、わが国の刑事裁判はかなり絶望的である状況を知らないので、「なぜ、証拠も証人もないのに、有罪判決を受けたのか」と疑問に思うでしょう。

 一番わかりやすい例が10年前に最高裁が、「陪審制度の復活は憲法76条3項の裁判官の独立を侵害するので、憲法違反である」といった判決を出した事です。日本国憲法76条3項「裁判官の独立」は、憲法の中でも重要な項目で、「すべて裁判官は、その良心に従ひ独立してその職権を行ひ、この憲法及び法律のみ拘束される」という文章は、文字通り、裁判官は検察のような国家権力から独立して、憲法、法律、判例に従わなければならないといった意味なので、陪審制度復活阻止の意味にすりかえてはいけません。

 それに「裁判官の独立」を守る気があるのなら、法務官僚の圧力に屈して、「無罪者は拘束出来ない」という刑事訴訟法を違反し、ゴビンダ氏を強制送還させなかった東京高裁の暴走を止めなかったうえに、証拠も何もないのに有罪を確定させた事を最高裁は真剣に反省して、ゴビンダ氏に再審無罪判決を出して欲しいものです。

 それにしてもあの最高裁の建物は、日露戦争時に乃木軍を苦しめた旅順要塞の様な頑丈な要塞で、無実の人を救いだすのに、莫大なエネルギーやお金を使ってしまいます。それでも自分達が、がんばって、日本の司法に「裁判官の独立」を取り戻し、無実の人が国家権力によって罰せられる事ができるだけない様に努力しなければいけません。


            【Amazon Bookmarket Live Link】

GA 芸術科アートデザインクラス Vol.4(初回限定版) [DVD]GA 芸術科アートデザインクラス Vol.4(初回限定版) [DVD]
出演:戸松遥
販売元:エイベックス・マーケティング
(2010-02-05)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

 4コマ漫画作品をアニメ化した人気番組のDVDです。人気がある原作をアニメ化すると、原作のファンはものすごく期待してしまうので、評価は厳しくなりますが、この作品は原作ファンの方も高く評価しているので、気になる人は見てくださいね。

第2話「わが国の刑事裁判はかなり絶望的である」(4)

BlogPaint
 「わが国の刑事裁判はかなり絶望的である」といった状況を日本人にわかりやすくしめしたのが、「東電OL殺人事件」です。

 「東電OL殺人事件」は、1997年3月に東京都・渋谷区のアパートで、東京電力女性社員が絞殺死体で発見された事件です。自分は当時、カナダに留学していたので、当時の新聞や「東電OL殺人事件」関係の本を参考にしながら書いていますが、1997年5月20日、捜査機関は、見込み捜査で、同じアパートに住んでいたネパール人のゴビンダ・マイナリ氏を別件逮捕しました。

 しかし、見込み捜査だったので、物的証拠も自白調書も動機もなくて、一審で無罪判決が出ました。「無罪の被告は拘束出来ない」(刑事訴訟法345条)のため、ゴビンダ氏は強制送還でネパールに帰れるはずでしたが、法務官僚が一審で無罪判決を出した裁判官を左遷させ、二審の裁判官に圧力をかけて、ゴビンダ氏を「不法拘留」させて、二審で無期懲役判決を出して、最高裁でこの不当判決を支持して、ゴビンダ氏を横浜刑務所に拘束させました。

 多くの人がこの不当判決には、書籍やネットで文句をいっていましたし、自分もこの裁判の問題点をネットの掲示板に書いたり、法務省にハガキで、「公平な裁判をしてほしい」と訴えましたが、あれから14年たつのに、いまだにゴビンダ氏の再審が決まりません。「国民の司法参加」と法務省が主張するのですから、一日も早くゴビンダ氏を再審無罪判決を出して、家族が待っているネパールに帰して欲しいです。


            【Amazon Bookmarket Live Link】

GA 芸術科アートデザインクラス Vol.5(初回限定版) [DVD]GA 芸術科アートデザインクラス Vol.5(初回限定版) [DVD]
出演:戸松遥
販売元:マーベラス エンターテイメント
(2010-03-05)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

 美術科がある高校に通っている高校生の日常を描いたアニメ作品です。非日常であるファンタジーの世界観を表現するよりも日常をテーマにした作品を表現するのが難しいのに、リアリティーがあり楽しめる作品になっているので、興味がある人はぜひ買ってみてくださいね。

第2話「わが国の刑事裁判はかなり絶望的である」(3)

BlogPaint
 1985年に、法律家の平野龍一氏の論文で使われた「わが国の刑事裁判はかなり絶望的である」という言葉で、当時の法律家の間で話題になりました。論文の一部を前回のブログの中で引用しましたが、明治時代から、捜査機関の拷問による虚偽自白を裁判官が簡単に信用してしまう傾向が強いので、社会経験のある一般人による陪審制度の復活か、ドイツの様に参審制度の導入をして、自白偏重の裁判を止める様にするべきだと訴えていました。

 この論文をラジオやテレビの様なマスコミが報道してくれたら、日本でも陪審制度の重要性を理解する人が増えて、ロシアやスペインの様に1990年代には、陪審制度の復活が実現していたのでしょうが、マスコミが報道しなかったので、法律家しか知らない論文になってしまいました。弁護士や一部の検察官は共感したそうですが、法務官僚は最初から陪審制度の反対しかしなかったので、結局、陪審制度の復活は実現しませんでした。一部の裁判官は当時の司法論文で、「裁判官は正確に事実認定しているように努力している」といった主張をしていました。

 それは自分もそう思いますが、再審無罪事件を一般人が見ると、「どうして被告人の無実をしめす証拠があるのに、自白を信用したのだろう」と思ってしまう事件が多いです。そういった裁判官も弁護士に転向し被告人や原告の立場になれば、陪審制度の重要性がわかると思います。それにしても、この論文は司法用語を使っていなくて、一般人にもわかりやすい文章なので、マスコミが報道しなかったのは、非常に残念だったと、今でもそう思います。

            【Amazon Bookmarket Live Link】

GA 芸術科アートデザインクラス Vol.6(初回限定版) [DVD]GA 芸術科アートデザインクラス Vol.6(初回限定版) [DVD]
出演:戸松遥
販売元:マーベラス エンターテイメント
(2010-04-02)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
 美術科のある高校に通っている高校生の日常を描いた作品です。この作品を見ると、こういった友人が欲しかったと思ったり、あんな友人と一緒に楽しく過ごしていたな、と高校生時代のことを思い出したりするノスタルジックなアニメなので、ぜひ買って楽しんでくださいね。

第2話「わが国の刑事裁判はかなり絶望的である」(2)

BlogPaint


















 この「わが国の刑事裁判はかなり絶望的である」という言葉は法律家の平野龍一氏が「現行刑事訴訟の診断」(団藤古稀祝賀論文第4巻、1985年出版、有斐閣)で述べられていて、当時の法律家の間で話題になりました。絶版本で手にいれるのが難しいので、少し引用します。(423ページ部分) あと、引用部分についての自分のコメントは次回、書きます。

 日本の裁判官その他の司法関係者は、そもそも法廷というところは真実を明かすのに適したところではないと考えているように思われる。人が相手に真実を語るのは、二人だけのところで、心を打ちあけて語るときであって、法廷のような公開の場所では、いろいろな方面への配慮から、思い思いのことをいうに過ぎない。法廷とは、いいたいことをいわせる儀式にすぎない。だから真実は、後でその模様を考えあわせながら静かに調書を読みこれとつきあわせることによってえられるものである、ということなのであろう。

 もしほんとうにそうであるならば、むしろ公判廷が証拠調べの場所すなわち心証をとる場所であるというフィクションは脱ぎ捨てた方がいいだろう。しかし、アメリカやドイツで本気で公判廷で心証をとろうとしているのを単なる教条主義とみていいのだろうか。調書もまた「種々の配慮」から、多くの真実でないものを含んでいる。それを「自室」で見抜く眼力を持っていると裁判官が考えるのは自信過剰であり、大部分は実は検察官・警察官の考えにのっかっているにすぎないのではないだろうか。最近の再審事件は氷山の一角としてそのことを示したのでなかろうか。

 ではこのような訴訟から脱却する道があるか、おそらく参審か陪審でも採用しない限り、ないのかもしれない。現実は、むしろこれを強化する方向に向かっているとさえいえるように思われる。わが国の刑事裁判はかなり絶望的である。

            【Amazon Bookmarket Live Link】

GA 芸術科アートデザインクラス OVA(初回限定版) [DVD]GA 芸術科アートデザインクラス OVA(初回限定版) [DVD]
出演:戸松遥
販売元:マーベラス エンターテイメント
(2010-04-02)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

 美術科がある高校に通っている女子高校生達の日常を描いた人気4コマ漫画をアニメ化した作品です。美術に興味がある人はもちろん楽しめますけど、美術に興味がない人も楽しめますので、ぜひ買ってみてくださいね。

第2話「わが国の刑事裁判はかなり絶望的である」(1)

BlogPaint
 前に仕事の出張で九州新幹線に乗った時に、駅の本屋で週刊誌と新書を買ったのですが、その新書を昨日、読みました。タイトルが「出版大崩壊 電子書籍の罠」(山田順著、文藝春秋)という本です。著者が、元光文社の編集者なので、出版業界について書いてあったのですが、いろいろ感じる事があったので、評論をしてみたいと思います。

 ①講談社の電子書籍の印税が15%なのはやむを得ない
著者は、電子書籍の印税が低いのは、宣伝費がかかるから、一般の電子書籍の印税70%に比べて安いのは仕方ないと説明していますが、本の宣伝はあまりやっていませんし、編集者の年収があまりにも高いから、作家の人件費にしわ寄せが来ているのではないかと思います。

 ②ブログの90%は日常の日記を書いたカス情報である
ブログの90%が日常の日記を書いたものというデータはどこにあるのでしょうか。あと、学術論文や文藝作品でなければ、カス情報というのは、元編集者の思いあがりから来ている様な気がします。日常の日記でも人によっては貴重な情報ですし、自分も裁判傍聴記のブログを見ています。

 ③本を読むのは、一流大学出身しか読まない
著者は、日本では一流大学出身者である400万人しか本を読まない、と主張していますが、昔、新聞を読んでいる人が日本では5000万人くらいいたという事実を完全に無視しています。それに九州共立大学の様な地方大学でも、本を読む人はたくさんいましたが、これはどう説明するのでしょうか。

 ④漫画市場は衰退している
漫画雑誌に関してはそうですが、コミックの売上は10年前と比べても、そんなに変わりません。ネットで調べても簡単にわかるのに、元編集者なら、そんなデータくらい簡単に手に入ると思いますが。

 まだまだいろいろとツッコミどころがありますが、気になる人は「本やタウン」で注文して見て下さい。それにしてもこれだけ駄目な本を買わせる様に陳列する本屋の店員の技術には感心します。これがメールマガジンや電子書籍なら、絶対に買わなかったでしょう。

            【Amazon Bookmarket Live Link】

出版大崩壊 (文春新書)出版大崩壊 (文春新書)
著者:山田 順
販売元:文藝春秋
(2011-03-17)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

 行政やマスコミの闇の部分について切り込んだ本は出版拒否処分になることはよくありますけど、この本は偏差値エリートである著者が上から目線で書いているので、本の内容を鵜呑みにすることはよくないですが、出版業界が隠したがっていることが少し書かれているので、気になる人は読んでみてくださいね。
最新の4コママンガ
かへたんていぶ
目元エステ
香水
筆記用具
フィギュア関係
  • ライブドアブログ