BlogPaint メルボルン事件とは、1992年6月にメルボルン空港で日本人観光客4人が持っていたスーツケースからヘロインが発見されて、麻薬密輸の容疑で逮捕され、取り調べの時に通訳者の誤訳が原因で、オーストラリアの検察が起訴して、陪審裁判で有罪の評決を受けて、1994年の6月に4人に懲役15年という重い判決が下った事件の事です。

 ちなみに当時のニュースでも報道していましたが、10年くらい前に、日本人観光客の4人は、刑期を終えて、仮釈放というかたちで、日本に帰国しました。

 一方、似た様な事件で「シドニー事件」といって、日本人旅行者が知らない人から預かったビンの中に麻薬が入っていた事件でしたが、こちらの方は、状況証拠や弁護団のおかげで、陪審裁判で無罪の評決が出ました。

 自分がカナダに留学する前に、大学から言われた事ですが、観光客が自分の身を守るには、①荷物は自分で詰める事、②他人からの預かり物は気安く持たない事、という原則を守る事に尽きると思います。日本の様に麻薬密輸とあまり縁がない国はともかく、麻薬密輸の事件が起こりやすい国に旅行する場合、できるだけカギをかけた方が良いです。


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麻薬の運び屋にされて麻薬の運び屋にされて
著者:長野 智子
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 オーストラリアの警察が見込み捜査とミスと日本語通訳者の誤訳によって生じた冤罪事件であるメルボルン事件に巻き込まれて、無実の罪で刑務所生活を送った著者の回想記です。メルボルン事件に興味がある方はぜひ読んでみてくださいね。