BlogPaint前回に続いて、京都大学のカンニング事件の事ですが、被疑者が逮捕されて、どういった容疑で逮捕されたのかと思って、ネットで調べたのですが、「偽計業務妨害」だそうです。この「偽計業務妨害」というのは、電話で脅迫電話をかける事を規制する法律なのに、ネットを使ったカンニングを適用するとは思っていませんでした。

 逮捕令状を出した裁判官もその事はわかっていると思いますが、あのマスコミの過剰報道で、逮捕令状を出さないとマスコミに何を言われるかわからないといった恐怖から、罪刑法定主義(刑事事件について法律を拡大解釈してはいけない)を無視してしまったのでしょう。

 捜査機関のでっちあげで、第二次大本教弾圧事件が起きた時、1942年7月に大阪控訴院で高野綱雄判事が、治安維持法について無罪判決を出した事がありました。(ただ不敬罪について有罪なのは残念でしたがが・・・。)この高野綱雄判事の様に、今の裁判官ももう少し冷静に判断をして欲しいです。

 そして、過剰報道を懲りずにやっているマスコミは、「メディアスクラム」(鶴岡憲一著、花伝社)を読んで、冷静に報道をして欲しいです。

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メディアスクラム―集団的過熱取材と報道の自由メディアスクラム―集団的過熱取材と報道の自由
著者:鶴岡 憲一
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 マスコミは国家権力の監視をするという高貴なる義務がありますが、営利企業であるために、過剰報道で事件の被害者に無責任な質問をするという問題も起こしています。そういったマスコミが抱える負の問題点にスポットを当てている作品ですので、興味がある人はぜひ読んでみてくださいね。